脳神経外科医のつぶやき

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2023年7月28日

脳動脈瘤についてを更新しました

2024年6月12日

2024-2025年 Best Doctors in Japan に指定いただきました。2012年より14年連続です! 

2024 – 2026年 Doctor of Doctors Network に指定いただきました。これも 2017年より10年連続です!

2024年4月18日

手術数でわかる いい病院 2024年名医のいる病院 2024年 で、脳動脈瘤の治療の考え方について 私が監修した部分です。ご参照ください。

2024年3月27日

今年も 週間朝日 手術数でわかるいい病院の取材を受けて 脳動脈瘤 を解説監修させていただいたものが、2月に発刊されました。アナウンスが遅くなり申し訳ありません。

2024年3月15日

今年も 医療新聞社刊 “ 名医のいる病院 “ に載せていただきました。脳動脈瘤の治療についてインタビューを受け、血管内治療と開頭術の選択について 記事の監修をしました。昭和大学では顔面けいれんの手術を得意とする清水教授も載っています。まだ店頭にあると思いますので、チャンスがあればご覧ください。

2024年2月1日

先日 週間朝日 手術数でわかるいい病院に取材を受けた 脳動脈瘤の解説記事が1月24日に 先行記事として、AERAdot, デイリー新潮に載りました。本当に動脈瘤は一つとして同じ形や条件のものはないので、その人ごとにきめ細かく治療方針を決めていくのですが、やはり術者の技量がものをいう世界です。手術を希望したいと昭和大学脳神経外科に来られた方は、水谷先生に手術してもらえますか? とよく言われるのですが、ハイ 一番肝心なところはやらせていただきますというお返事をして、その通りにしています。昨年も幸いなことに、自分が開頭術者となった手術の成績は100%でした。

2023年12月6日

先週、週間朝日 手術数でわかるいい病院の取材を受け、脳動脈瘤の血管内治療、開頭術の適応や、手術件数以外に病院を評価するポイントなどを述べさせていただきました。来年2月には発刊となるそうです。また発刊されましたら私のコメントが載ると思いますので、お知らせいたします。

ついでに、本日の毎日新聞の朝刊の、今日のセカンドオピニオンというコーナーに 椎骨動脈解離 の方の解説をしたものが、掲載されています。よろしければチェックしてください。

2023年11月3日  

私の動脈瘤解説記事が、デイリー新潮Yahooニュース に掲載されました. 神の手と紹介していただいて恐縮の限りです

2023年11月1日   動脈瘤手術後の方は、再発がないかどうか、新に動脈瘤ができていないか、脳腫瘍な脳梗塞などの新たな病変が発生していないか、メディカルスキャニングの協力を得て、ほぼ全員定期的にMRIでチェックさせていただいています。ずっとフォローが必要なので、人数は増える一方でもう1000人を超えています。スムースに待ち時間が少なく診察できるのも優れたスタッフのおかげです。 クリップの部分はMRでは少し見えにくくなり(アーチファクト)数年に一度は造影CTでチェックする必要があったのですが、最近は大学病院でもできないペトラMRという方法でほぼ完全に見ることができるようになりました。造影剤も使用しないし、これは画期的なことです。

2023年10月25日  頚動脈内膜剥離術 (CEA)の主導件数1000例を達成しました。1000例目は、やはり患者さんが調べて手術を希望され、CASしかできない施設から、紹介されてきた方の手術でした。1000例というのは、現役の脳神経外科医でダントツ最多だと思います。これからも手術を主導していきたいと思います。

2023年9月27日  7月11日にもつぶやいた内容ですが、生活スタイルの変化で、動脈硬化による頚部頚動脈狭窄の治療が各所で増えています。動脈硬化をきれいに取り去る頚動脈内膜剥離術(CEA)と頚動脈ステント(CAS)があるのですが、CEAは血管に異物が残らずまったくきれいになる手術で、その後の血液サラサラの薬も使用しなくてよくなる可能性が高いです。CASは動脈硬化とステントが残ります。CASは高齢者や全身麻酔ができない方によいのですが、CEAができない脳外科施設が増えており、<CASの話しか聞けなかったけど、手術(CEA)はどうでしょうか>と来られる方がかなりおられます。CEAのほうが本来適応であるのに、CASしかできないのでそういう話になります。私が科長になってから主導したCEAはもうすぐ1000例になります。多くの術者を育てました。成績はほぼ99%です。近日中に解説と手術をアップいたします。

2023年7月28日  脳動脈瘤の中でも、深部にある脳底動脈先端部は血管内治療がよいですが、中大脳動脈瘤は、表面で手術も容易なものが多く、開頭のほうが安全性が高いし根治できるし、特殊な事情がなければ、大半の血管内治療医も開頭がよいと思っていると思います。

手術動画 : 動脈瘤から分枝動脈が出ており、また扁平で壁が真っ赤でとても薄くなっている中大脳動脈瘤です。破裂時期が近かったと思います。

2023年7月21日  先日関連病院で、私に手術を希望されたAVM(脳動静脈奇形)の手術をしました。もともと他の大学病院で塞栓術を施行後に摘出術を勧められていた方ですが、私はこのAVMは塞栓術なしで、手術のみでいけると判断して、手術をしました。全然問題なく摘出できました。塞栓術で出血するリスクもあるので、AVMによっては手術のみのほうがよりよい結果になると思います。

2023年7月11日 動脈硬化による頚部頸動脈狭窄には動脈硬化をすべて取り去って血管をきれいにする内膜剥離術(CEA)とプラークをステントで抑え込む頚動脈ステント術(CAS)があるのですが、ステント術を勧められたが、内膜剥離術を希望して受診される方が結構おられます。本来内膜剥離術のよい適応なのですが、血管内治療が増えて手術に自信がない脳外科医がステント術を優先的に勧めているので、患者さんがベストの治療を選択できないケースが目立ってきているように感じています。😮‍💨

2023年7月9日 私が昭和大学脳神経外科に赴任した10年前ごろの脳血管障害は、関西にくらべて関東地区には血管内治療医が少なかったのですが、今は、血管内治療医が増えて、かえって開頭術者が少なくなりました。開頭術がしっかりしているところという理由で昭和大学に入局志望の医師がかえって集まるようになりました。しっかり開頭術や頚動脈内膜剥離術の指導を行ってよい術者を育成したいと思うようになった今日この頃です。

2023年4月12日 歌舞伎座 4月大歌舞伎 新陰陽師を見にいってまいりました。平将門の怨念のお話しでしたが、やっぱり歌舞伎はあのメークと迫力のある大見得が神髄ですね。市川猿之助、尾上右近さんの鬼気迫る演技と空中芸を堪能してきました。とっても素晴らしかったです。

2022年12月20日  週末に歌舞伎座に、コロナで3年延びた、市川團十郎襲名公演に行ってまいりました。豪華な舞台、歌舞伎ならではの團十郎の睨み、見栄ももちろん堪能しましたが、猿之助のユニークな演技も会場大うけでした。

2022年12月9日   水谷に手術を希望され、関西地方から来られた、コイル後再発を繰り返した動脈瘤の手術を関連病院に行って完遂してきました。やや困難な手術でしたが、うまくいったと思います。

2022年12月13日  12月初旬の週末、会津只見町の友人にキノコ採りに案内してもらい、大量の天然ナメコをゲットしてきました。最高の香りで、美味でした。