トピックス

2022年11月28日 名医のいる病院2023年 に脳動脈瘤治療の解説とともに掲載されました

2022年9月29日  脳神経外科学会総会 ビデオシンポジウム 血管内治療時代における開頭脳動脈瘤治療のセッションで、 シンポジスト、座長を務めました。

演題名 未破裂脳動脈瘤における無血のマイクロサージェリー 血管内治療の時代に芸術(アート)の域をめざして - 

2022年7月13日 The Best Doctors in Japan 2022-2023 に選出されました                       

2022年5月  日本神経外科コングレスプレナリーセッションで 出血性疾患のメイン座長を務めました
2022年3月   脳卒中の外科学会で 困難な脳動脈瘤の治療 のシンポジストで講演しました
2021年10月  脳神経外科学会総会 高難度脳動脈瘤の治療戦略 のシンポジストで講演しました

脳神経外科医のつぶやき

2024年4月18日

手術数でわかる いい病院 2024年名医のいる病院 2024年 で、脳動脈瘤の治療の考え方について 私が監修した部分です。ご参照ください。

2024年3月27日

今年も 週間朝日 手術数でわかるいい病院の取材を受けて 脳動脈瘤 を解説監修させていただいたものが、2月に発刊されました。アナウンスが遅くなり申し訳ありません。

2024年3月15日

今年も 医療新聞社刊 “ 名医のいる病院 “ に載せていただきました。脳動脈瘤の治療についてインタビューを受け、血管内治療と開頭術の選択について 記事の監修をしました。昭和大学では顔面けいれんの手術を得意とする清水教授も載っています。まだ店頭にあると思いますので、チャンスがあればご覧ください。

2024年2月1日

先日 週間朝日 手術数でわかるいい病院に取材を受けた 脳動脈瘤の解説記事が1月24日に 先行記事として、AERAdot, デイリー新潮に載りました。本当に動脈瘤は一つとして同じ形や条件のものはないので、その人ごとにきめ細かく治療方針を決めていくのですが、やはり術者の技量がものをいう世界です。手術を希望したいと昭和大学脳神経外科に来られた方は、水谷先生に手術してもらえますか? とよく言われるのですが、ハイ 一番肝心なところはやらせていただきますというお返事をして、その通りにしています。昨年も幸いなことに、自分が開頭術者となった手術の成績は100%でした。

2023年12月6日

先週、週間朝日 手術数でわかるいい病院の取材を受け、脳動脈瘤の血管内治療、開頭術の適応や、手術件数以外に病院を評価するポイントなどを述べさせていただきました。来年2月には発刊となるそうです。また発刊されましたら私のコメントが載ると思いますので、お知らせいたします。

ついでに、本日の毎日新聞の朝刊の、今日のセカンドオピニオンというコーナーに 椎骨動脈解離 の方の解説をしたものが、掲載されています。よろしければチェックしてください。

2023年11月3日  

私の動脈瘤解説記事が、デイリー新潮Yahooニュース に掲載されました. 神の手と紹介していただいて恐縮の限りです

2023年11月1日   動脈瘤手術後の方は、再発がないかどうか、新に動脈瘤ができていないか、脳腫瘍な脳梗塞などの新たな病変が発生していないか、メディカルスキャニングの協力を得て、ほぼ全員定期的にMRIでチェックさせていただいています。ずっとフォローが必要なので、人数は増える一方でもう1000人を超えています。スムースに待ち時間が少なく診察できるのも優れたスタッフのおかげです。 クリップの部分はMRでは少し見えにくくなり(アーチファクト)数年に一度は造影CTでチェックする必要があったのですが、最近は大学病院でもできないペトラMRという方法でほぼ完全に見ることができるようになりました。造影剤も使用しないし、これは画期的なことです。

2023年10月25日  頚動脈内膜剥離術 (CEA)の主導件数1000例を達成しました。1000例目は、やはり患者さんが調べて手術を希望され、CASしかできない施設から、紹介されてきた方の手術でした。1000例というのは、現役の脳神経外科医でダントツ最多だと思います。これからも手術を主導していきたいと思います。

2023年9月27日  7月11日にもつぶやいた内容ですが、生活スタイルの変化で、動脈硬化による頚部頚動脈狭窄の治療が各所で増えています。動脈硬化をきれいに取り去る頚動脈内膜剥離術(CEA)と頚動脈ステント(CAS)があるのですが、CEAは血管に異物が残らずまったくきれいになる手術で、その後の血液サラサラの薬も使用しなくてよくなる可能性が高いです。CASは動脈硬化とステントが残ります。CASは高齢者や全身麻酔ができない方によいのですが、CEAができない脳外科施設が増えており、<CASの話しか聞けなかったけど、手術(CEA)はどうでしょうか>と来られる方がかなりおられます。CEAのほうが本来適応であるのに、CASしかできないのでそういう話になります。私が科長になってから主導したCEAはもうすぐ1000例になります。多くの術者を育てました。成績はほぼ99%です。近日中に解説と手術をアップいたします。

2023年7月28日  脳動脈瘤の中でも、深部にある脳底動脈先端部は血管内治療がよいですが、中大脳動脈瘤は、表面で手術も容易なものが多く、開頭のほうが安全性が高いし根治できるし、特殊な事情がなければ、大半の血管内治療医も開頭がよいと思っていると思います。

手術動画 : 動脈瘤から分枝動脈が出ており、また扁平で壁が真っ赤でとても薄くなっている中大脳動脈瘤です。破裂時期が近かったと思います。

2023年7月21日  先日関連病院で、私に手術を希望されたAVM(脳動静脈奇形)の手術をしました。もともと他の大学病院で塞栓術を施行後に摘出術を勧められていた方ですが、私はこのAVMは塞栓術なしで、手術のみでいけると判断して、手術をしました。全然問題なく摘出できました。塞栓術で出血するリスクもあるので、AVMによっては手術のみのほうがよりよい結果になると思います。

2023年7月11日 動脈硬化による頚部頸動脈狭窄には動脈硬化をすべて取り去って血管をきれいにする内膜剥離術(CEA)とプラークをステントで抑え込む頚動脈ステント術(CAS)があるのですが、ステント術を勧められたが、内膜剥離術を希望して受診される方が結構おられます。本来内膜剥離術のよい適応なのですが、血管内治療が増えて手術に自信がない脳外科医がステント術を優先的に勧めているので、患者さんがベストの治療を選択できないケースが目立ってきているように感じています。😮‍💨

2023年7月9日 私が昭和大学脳神経外科に赴任した10年前ごろの脳血管障害は、関西にくらべて関東地区には血管内治療医が少なかったのですが、今は、血管内治療医が増えて、かえって開頭術者が少なくなりました。開頭術がしっかりしているところという理由で昭和大学に入局志望の医師がかえって集まるようになりました。しっかり開頭術や頚動脈内膜剥離術の指導を行ってよい術者を育成したいと思うようになった今日この頃です。

2023年4月12日 歌舞伎座 4月大歌舞伎 新陰陽師を見にいってまいりました。平将門の怨念のお話しでしたが、やっぱり歌舞伎はあのメークと迫力のある大見得が神髄ですね。市川猿之助、尾上右近さんの鬼気迫る演技と空中芸を堪能してきました。とっても素晴らしかったです。

2022年12月20日  週末に歌舞伎座に、コロナで3年延びた、市川團十郎襲名公演に行ってまいりました。豪華な舞台、歌舞伎ならではの團十郎の睨み、見栄ももちろん堪能しましたが、猿之助のユニークな演技も会場大うけでした。

2022年12月9日   水谷に手術を希望され、関西地方から来られた、コイル後再発を繰り返した動脈瘤の手術を関連病院に行って完遂してきました。やや困難な手術でしたが、うまくいったと思います。

2022年12月13日  12月初旬の週末、会津只見町の友人にキノコ採りに案内してもらい、大量の天然ナメコをゲットしてきました。最高の香りで、美味でした。

 

2022年9月29日  脳神経外科学会総会 ビデオシンポジウム 血管内治療時代における開頭脳動脈瘤治療のセッションで、 シンポジスト、座長を務めました。

演題名 未破裂脳動脈瘤における無血のマイクロサージェリー 血管内治療の時代に芸術(アート)の域をめざして - 

2022年7月13日 The Best Doctors in Japan 2022-2023 に選出されました     

2022年5月 脳神経外科コングレス プレナリーセッションで 出血性疾患のメイン座長を務めました
2022年3月  脳卒中の外科学会で 困難な脳動脈瘤の治療 のシンポジストで講演しました
2021年10月 脳神経外科学会総会 高難度脳動脈瘤の治療戦略 のシンポジストで講演しました

 

ご挨拶

プロフィール

水谷 徹 (みずたに とおる) 昭和大学 脳神経外科学講座 主任教授

2012年4⽉より昭和⼤学 医学部 脳神経外科学の主任教授として日夜 脳神経外科のメンバーと一緒になって、みんなで患者さんの治療に、手術にと 励んでおります。
私は、1984年に東京⼤学を卒業後、東京都多摩地区での20数年間を経て
脳動脈瘤、頚部頚動脈狭窄、バイパス術などの特に脳⾎管障害の⼿術治療、
良性脳腫瘍の⼿術を中⼼に10000件以上の手術を主導してきました。
中でも脳動脈瘤、解離性脳動脈瘤の手術には力を入れています。

手術に対する考え

多くの⼿術において安定した結果を出すためには、
“安全、確実” が何より⼤切だと考えています。手術を受けられるすべての、ひとりひとりの方ついて、きめ細かくデータを検討し、わかりやすい説明を心掛けています。

さらに、私が手術を行った⽅は、ずっとおつきあいさせていただくことを信条としており、定期的に半年から1年に一度、MRIやCT検査を施⾏してずっとフォローさせていただいています。20年以上に及ぶ方も少なくありません。

2012年より2021年まで、10年連続で Best Doctors に選出されています。

脳神経外科の手術は顕微鏡で行います(マイクロサージェリー)。脳は柔らかく、重要な細かい血管や神経がミリ単位ではりめぐらされており、これらを傷つけないように手術する必要があります。脳の手術は術者のスキルがものを言う世界です。脳のマイクロサージェリーはとても繊細で、安定したハサミや吸引管の動きのもとに達成される無血の術野は脳神経外科医の誇る ”芸術 ” といってもよい手技です。また、私自身、無血手術ができる術者と自負しており、実際の手術動画はYouTube水谷無血手術、あるいはホームページにアップしている手術動画でご確認ください。脳動脈瘤の手術を術者、指導助手として約2000件経験しており、また、治療難易度の高い動脈瘤に関して(2001.7 – 2021)大型巨大動脈瘤(15mm以上)119件、傍前床突起内頚動脈瘤146件、後頭蓋窩動脈瘤155件の手術を経験しています。

診察のご希望

診察のご希望、手術の相談は、昭和大学脳神経外科ホームページをご覧いただき、紹介状を持参の上、昭和大学 脳神経外科外来 (予約受付 03-3784-8419) あるいは じあいクリニック(渋谷)外来にお越しください。セカンドオピニオンも受け付けております。また昭和大学の関連施設である、AOI国際病院、柏たなか病院には手術のサポート、指導助手として参加しています。