プロフィール
水谷 徹 (みずたに とおる) 昭和大学 脳神経外科学講座 主任教授
2012年4⽉より昭和⼤学 医学部 脳神経外科学の主任教授として日夜 脳神経外科のメンバーと一緒になって、みんなで患者さんの治療に、手術にと 励んでおります。
私は、1984年に東京⼤学を卒業後、東京都多摩地区での20数年間を経て
脳動脈瘤、頚部頚動脈狭窄、バイパス術などの特に脳⾎管障害の⼿術治療、
良性脳腫瘍の⼿術を中⼼に10000件以上の手術を主導してきました。
中でも脳動脈瘤、解離性脳動脈瘤の手術には力を入れています。
手術に対する考え
多くの⼿術において安定した結果を出すためには、
“安全、確実” が何より⼤切だと考えています。手術を受けられるすべての、ひとりひとりの方ついて、きめ細かくデータを検討し、わかりやすい説明を心掛けています。
さらに、私が手術を行った⽅は、ずっとおつきあいさせていただくことを信条としており、定期的に半年から1年に一度、MRIやCT検査を施⾏してずっとフォローさせていただいています。20年以上に及ぶ方も少なくありません。
2012年より2021年まで、10年連続で Best Doctors に選出されています。
脳神経外科の手術は顕微鏡で行います(マイクロサージェリー)。脳は柔らかく、重要な細かい血管や神経がミリ単位ではりめぐらされており、これらを傷つけないように手術する必要があります。脳の手術は術者のスキルがものを言う世界です。脳のマイクロサージェリーはとても繊細で、安定したハサミや吸引管の動きのもとに達成される無血の術野は脳神経外科医の誇る ”芸術 ” といってもよい手技です。また、私自身、無血手術ができる術者と自負しており、実際の手術動画はYouTube水谷無血手術、あるいはホームページにアップしている手術動画でご確認ください。脳動脈瘤の手術を術者、指導助手として約2000件経験しており、また、治療難易度の高い動脈瘤に関して(2001.7 – 2021)大型巨大動脈瘤(15mm以上)119件、傍前床突起内頚動脈瘤146件、後頭蓋窩動脈瘤155件の手術を経験しています。
診察のご希望
診察のご希望、手術の相談は、昭和大学脳神経外科ホームページをご覧いただき、紹介状を持参の上、昭和大学 脳神経外科外来 (予約受付 03-3784-8419) あるいは じあいクリニック(渋谷)外来にお越しください。セカンドオピニオンも受け付けております。また昭和大学の関連施設である、AOI国際病院、柏たなか病院には手術のサポート、指導助手として参加しています。